鉄道模型の組み立てやジオラマ作りに便利な工具

鮮やかさが人気

鉄道模型は自分で組み立てたり、ジオラマを自作するのも楽しみ方の一つです。日本で最も普及しているNゲージサイズの鉄道模型は縮尺が約150分の1に設定されているので、部品が非常に小さい特徴があります。

部品の紛失や破損などのトラブルを避けるには専用の工具を使うことが大切です。模型用の工具は様々な物が市販されていますが、その中でもNゲージサイズの鉄道模型には細かい作業が出来る物が向いています。ラジオペンチやニッパーのように先端が細く尖っている工具は微小なサイズの部品を扱うのに最適です。 特にニッパーは部品をランナーから切り離すのに重宝します。普通のカッターナイフでは切り過ぎてしまうことがありますが、ニッパーは先端部分が細いので微調整が容易です。

また、部品の成形には目地が細かい紙やすりが適しています。紙やすりで少しずつ削る方法であれば、微小な部品を誤って切り過ぎる心配がありません。

塗装用の筆や位置を変えるのに使うピンセットなど、いずれの工具も微小な部品を扱うことを踏まえ、先端が細くなっている物を選ぶのが組み立てやジオラマ作成をスムーズに行うための工夫になります。 素手で触ると皮脂が付着して汚れてしまうので、薄地の使い捨てゴム手袋を使うのも模型車両やストラクチャーを綺麗に保つコツです。