Nゲージのレールをクリーニングするには

線路の配線

Nゲージで列車を走らせていると次第にレールに汚れがたまってしまいます。そのままにしていると車両の動きがギクシャクしてしまうなどのトラブルの原因になりかねませんので、レールのクリーニングは定期的に行うようにしましょう。
おすすめの方法として挙げられるのが、クリーニングカーの走行です。クリーニングカーにはモーターが搭載されており、動力車につないで走らせることでレール上のホコリやゴミを吸い込んでくれます。取り除いた汚れは車体になるダストボックスにたまるので処理も簡単です。
レール磨き用のヘッドをクリーニングカーに付けることで拭き掃除も行えます。ヘッドには湿式ヘッドと乾式ヘッドの2種類があり、湿式ヘッドを使う場合では専用のクリーニング液を注入してから走行させます。

レールクリーナー液を使用して汚れを落とす方法もあります。布や綿棒に液を付けてレールを拭きましょう。ティッシュやガーゼでは繊維クズが出てしまうので避けるようにしてください。Nゲージ用の線路クリーニングキットもあるので、利用するのも良いでしょう。

消しゴム状のクリーナーを自作するのもおすすめです。
Nゲージのレールよりも少し広い程度の幅に段ボールやカラーボードをカットし、50mm前後の持ちやすい長さに切ります。これを持ち手として、先端にフェルトや布を貼り付ければ完成です。フェルトにクリーナー液を付けてレールを拭けば、簡単に綺麗にできます。拭いているうちにフェルトが黒くなっていくので、すぐに新しいものに交換するようにしてください。